ネパール仏教美術・大人の塗り絵[マンダラアート]の販売や紹介|マンダラアートワークス

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あなたの愛をネパールの子供達に~ヒキバ

 

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マンダラとヒマラヤの神々

~マンダラとは~

曼荼羅とは「聖なる円輪」であり、必要な要素が何ひとつとしてかけることなく、すべて備わっていることを象徴しています。

マンダラという言葉そのものは、古代インドの公式言語だったサンスクリットで「円輪」とか「聖なる中心」を意味していて、「真理の容器」という意味も持っています。

このように、マンダラという言葉は古代インドに起源がありますが、この種の聖なるシンボルは、あらゆる時代のあらゆる文化のなかに見出すことが出来ます。 それらは、聖なるものにまつわる幾何学や心理学や治療行為と切っても切れない関係がありますし、美術や建築をはじめ、私たちが日常的に使っている物品のなかにさえ見出すことが出来るのです。

マンダラは、基本は円形ですが、正方形の中に円形や三角形を描いたものもあります。
そして、その全てが対称形になっていて、見る人の目を中心に導いていくようにデザインされています。

 

 

密教とマンダラ

密教とマンダラ

マンダラは密教僧が儀礼や瞑想修行をするために発明された、宗教的な道具もしくは装置です。

密教僧はマンダラを利用して密教の考える悟りを体験しようと試みます。その悟りとは「宇宙(世界)と自己が本質的には同じものだ」とういう認識を体得することです。

密教では宇宙(世界)は法身とよばれる究極のホトケ、すなわち大日如来そのものに他ならないとみなします。ですから「宇宙(世界)と自己が本質的には同じものだ」という認識は「ホトケと自分が実は本質的には同じものだ」という認識と変わらないことになります。

こういう使われ方をするマンダラは、ホトケの眼から見た宇宙(世界)の縮図ともいえますし、人間の心の構造図ともいえます。

マンダラの基本形は6~7世紀にインドで開発されました。
その後10世紀までに急速に発達して今見られるような複雑極まりない形態に発展したようです。

今日マンダラが見られる地域は、日本密教とチベット密教、ネパール仏教が活動している地域だけです。
国や地域でいえば、日本、チベット、モンゴル、ネパール、ブータンあたりです。

ちなみに日本に残るタイプのマンダラは6~7世紀に、チベット、ネパールに残るタイプのものは8~10世紀にそれぞれインドで成立したものの子孫であると考えられています。

 

 

密教について

 

●上座部仏教と大乗仏教

上座部仏教と大乗仏教

密教は仏教のなかの一つの教えです。仏教には大きく分けて南方の上座部仏教(小乗仏教)と北方の大乗仏教がありますが、密教は大乗仏教に含まれます。日本の仏教はすべて大乗仏教です。

 上座部仏教は自分自身の修行が大切だと主張し、原則としてブッダ(釈迦如来)しか崇めません。

一方大乗仏教は他人を救ってこそ自分も救われると主張し、釈迦如来だけではなく、大日如来や阿弥陀如来などいろいろな如来がいて、観音菩薩や文殊菩薩などのいろいろな菩薩もいて、さらに不動明王とか毘沙門天とかいう不思議な存在までいて、みんな崇めます。

マンダラにたくさんの仏、菩薩や神々が描かれるのも大乗仏教ならではのことです。

 

●密教の登場

密教の登場

このような大乗仏教のなかで、もっとも最後に登場したのが「密教」です。

密教は5世紀頃から少しずつ姿をあらわしはじめ、7世紀から10世紀頃に最も発展し、インド仏教が滅亡する13世紀のはじめ頃まで活動しました。

その後はチベットや日本に移り、今に至るまで生き続けています。

 

●密教とヒンドゥー教の神々

密教とヒンドゥー教の神々

密教が登場してきた背景は複雑ですが、最大の要因は仏教の衰退でした。

5世紀ごろになるとライバル関係にあったヒンドゥー教の勢力が大きくなり仏教は衰えはじめました。そこで、仏教を再興するために考えられたのがヒンドゥー教の要素を取り込もうという考えでした。

具体的にはヒンドゥー教の人気の神様を大乗仏教にリクルートする事です。
 日本仏教の中に毘沙門天や吉祥天などの「天」がつく神々がいますが、「天」は古代インドのサンスクリット語で「神」をあらわす「デーヴァ(男神)」「デーヴィ(女神)」に由来していて、本来はヒンドゥー教の神々だったのです。

 こうして密教は誕生しました。そして大乗仏教は密教化することでインドではかなり延命し、チベットや日本にまでも伝わったのです。もっともインドの仏教がすべて密教化したわけではなく、同じ僧院のなかに上座部仏教もあればふつうの大乗仏教(顕教)もあり密教もあるという状態でした。

 

 

マンダラとタンカ

マンダラとタンカ

タンカとはチベット仏教の仏教画の掛け軸の総称です。主にチベットで作られたものを指しますが、モンゴルや中国でも作られています。ネパールの掛け軸は通常ポーバーと呼ばれますが、タンカと呼ばれることもあります。典型的なものは綿布に白土の下地を塗り、顔料で絵を描き、絹の表装に縫い付けたものです。

タンカは仏教の僧が村々を回って説法するために作られ、持ち運びできるように軸装されました。チベット仏画はタンカのほかに、壁画や砂曼荼羅の形でも描かれます。

タンカをはじめとするチベットの仏教画は、仏教理論に基づいて題材、構成と幾何学的配置が決められます。仏教画は7世紀頃に仏教とともにインドから伝わったものと考えられ、初期の作品は現代のチベット美術様式と一致しませんが、現存するチベットのタンカはほとんどが14~15世紀以降の作であり、チベットの仏教画は15世紀に一応の完成を見せているため、結果として現存するほとんどの仏教画が現代のチベット美術様式とほぼ一致しています。

タンカは目的に応じて「マンダラ」「ツォクシ」「その他」の形で描かれます。「その他」の形としては、ラマなどの偉人、仏陀など仏教上の神や人物、仏法について描かれます。チベット医学の解説もタンカで残されています。

 

 

ヒマラヤの神々

◆アーディブッダ/本初仏

アーディブッダ/本初仏

始まりも終わりもない原初の仏。全ての仏の父母としての究極の仏。
日本の大日如来に相当します。ネパールのスワヤンブナートの仏塔には本初仏をあらわす巨大な三つの眼が四方に描かれています。

・ダルマカーヤ・サマンタ・バドゥラ (法身普賢 ほっしんふげん)
 「チベット死者の書」にも出てくるアーディブッダで特にニンマ派で信仰されている。意識の根源の光・心の本質の輝きであるとされている。

・ヴァジュラ・ダラ (時金剛 じこんごう)
 カーギュ派ではアーディブッダとしての最高の仏と考えられている。二つの形像、すなわち単独のものと、ヤブユム(父母仏)のものがある。単独の形像の場合は宝石や装身具を身に付けている。右手にヴァジュラ。左手にはガンターを持ち、両手を交差させる。ヴァジュラフームカーラのムドゥラを結んでいる。ヤブユムの形像では、シャクティとしての神妃をしっかり抱き合う以外は単独形像の場合とおなじ姿をしている。修行者守護のご利益があるとされる。

・バジュラ・サットヴァ (金剛薩埵 こんごうさった)
後期密教において本初仏へ昇格した仏。金剛(ダイヤモンド)のように堅固な菩薩心を持つと称される。マントラには過去世からの全ての悪行を清める力があるといわれ、正式な修行を始める前にまずこの「百字真言」を唱えなくてはいけないといわれている。

 

◆ブッダ/仏陀

ブッダ/仏陀

・シャーキャムニ (釈迦牟尼仏 しゃかむにぶつ)
釈迦は紀元前5世紀ごろ現在のネパール・ルンビニに生まれた。29歳で出家し6年間の苦行の後インドのボーダナートの菩提樹の下で瞑想しついに目覚めた人「ブッタ」となった。以後45年間法を説き続け、クシナガラで入滅された。世界中に仏教がひろまり様々な教えが実践されているが、その全ての中でお釈迦さまは信仰されている。本来成仏するというのは「仏になること(お釈迦様やアミターバと同じに成ること)」で、死んで極楽に行くことではない。天魔降伏・仏道成就のご利益があるとされる。

・ニルバーナ・ブッダ (涅槃像 ねはんぞう)
お釈迦様が涅槃に入られる(亡くなられる)姿を表現したもの。

 

◆パンチャ・ブッダ (金剛界五仏)

パンチャ・ブッダ (金剛界五仏)

・マハーヴァイローチャナ (大日如来 だいにちにょらい)
パンチャ・ブッダ第一の五仏とみなされている。青い「オーム」という音節から生じる。この仏はストゥーパという神聖な場所に置かれる。そこでは仏教院全体とそれが意味する内容すべての中心的な仏である。中央のガナヴィユーハ(密教浄土)に住むといわれ、その智慧は「法界体性智」といい「法そのものを体とする智慧」で他の四仏すべての智慧を含む究極の智慧といっても良い。

・アクショービャ (阿閦如来 あしゅくにょらい)
五仏の中で二番目に重要な仏である。東方のアヴィラティー(妙喜国)に住み、白い「フーム」という音節から生まれる。一面二腎で、大地に証明を求めるという意味のブーミスパルシャムドゥラー(大地に手を触れる印相)を結び、金剛座に座っている。その智慧は「大円鏡智」といい「鏡のような智慧」で一切をありのままに見ることが出来るという。
ヴィジュニャーナ(意識)という根源的な宇宙の要素をあらわしている。乗り物は象で、シンボルは五鈷杵である。

・ラトゥナ・サムバヴァ (宝生如来 ほうしょうにょらい)
五仏の中の三番目にあたる仏で南方シュリ―マット(極妙国)に住んでいる。黄色い「トラーハ」という音節から生まれる。シンボルはマニ宝珠であり、施願印を結んでいる。その智慧は「平等性智」といい【すべてを平等と知る智慧」で、生きとし生けるものすべての願いを叶えるという。ヴェーダナー(感覚)という宇宙的要素を表している。体の色は黄色で、左手は開いた掌を膝の上に起き、右手はヴァラダ ムドゥラー、あるいは財物を施すムドゥラーを結んでいる。

・アミターバ (無量光如来 あみだにょらい)
アミターバは五仏の中で最古の仏である。穏やかに瞑想し極楽浄土に住む。赤い「フリーヒ」という音節から生まれる。サンジュニャーという宇宙の要素を表し、孔雀に乗っている。両手の掌を膝の上に置き、片方の掌をもう一方の掌の上に重ね、ディヤーナ ムドゥラーを結んでいる。シンボルはパドゥマ。この仏の智慧は「妙観察知」といい「物事を正しく観察し、判断する智慧」で、生きとし生けるものの心を常に平安にすることが出来る。人は解脱を得ようと願いながらアミターバを礼拝する。日本でも信仰の多い仏であるが、この仏はどこへ行っても人気がある。

・アモーガシッディー (不空成就如来 ふくうじょうじゅにょらい)
この仏は、釈尊と同体とされる。北方のカルマクータ(業積国・ごうしゃくこく)に住み五仏の中で五番目の仏である。左手は開いたまま膝の上に起き、右手はアバヤダーナ ムドゥラーを結んでいる。緑の「アーハ」という音節から生まれ、この仏の智慧は「成所作智」といい「全ての衆生に必要なもの(時間・空間感情・財産・平安等々)を与える。サムスカーラ(形態)という宇宙の要素を表している。体は緑色をしていて、ヴィシュヴァヴァジュランがシンボルである。ガルーダに乗っている。

 

◆菩薩

菩薩

・アヴァローキテーシュヴァラ (観音菩薩 かんのんぼさつ)
仏の慈悲を象徴するといわれる菩薩で、観自在菩薩とか観音菩薩ともいう。衆生を救済するために様々な姿に変化し、衆生すべてが救われるまで、仏にならない(涅槃に入らない)と誓いを立てた菩薩。そのため一定の形を持たない。

・アモーガパーシャ・アヴァローキテーシュヴァラ (不空羂索観音菩薩 ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)

・アミタユース (無量寿菩薩 むりょうじゅぼさつ)

・エーカダーシャムカ・アヴァローキテーシュヴァラ (十一面観音菩薩 じゅういちめんかんのんぼさつ)

・シャドゥクシャリー・アヴァローキテーシュヴァラ (六字咒観音菩薩 ろくじじゅかんのんぼさつ)

・パドゥマ・パーニ・アヴァローキテーシュヴァラ (蓮華手観音菩薩 れんげしゅかんのんぼさつ)

・サハスラブジャ・アヴァローキテーシュヴァラ (十一面千手千眼観世音菩薩 じゅういちめんせんじゅせんげんかんのんぼさつ)

 

チベット密教の法具

 

●マンダラ

マンダラ

マンダラとは本来、仏教の瞑想法の視覚的な補助手段です。

密教の理論の過程を実感するものとして、わかりやすく辿ることができる実践的な略図という意味では実用的なものであり、道具であると言えます。

マンダラは中心となる仏神性により型と種類はたくさんあります。

 

●シンギングボール

シンギングボール

チベット密教の儀式において高僧が実際に用いる法具のひとつです。

スティックで縁にそって右回りに円を描くように擦っていくとうなるような低く澄んだ波動音が発生します。

この音色が脳波を覚醒し、集中力を高めるとされ、瞑想の儀式、空間の浄化、チャクラの活性化に用いられます。

 

●ティンシャ

ティンシャ

元々は龍神を供養するために使われていましたが、現在では様々な儀式に使われています。

一方を床に平行にし、もう一方はそれに対して直角に当てて鳴らします。
または、両方を垂直に持ち、ティンシャの側面のエッジが当たるようにそっと打ちます。

瞑想のはじめと終わりに用いられ、マントラの効果を高め様々なものを浄化すると言われています。

 

●バジュラ(ドルジェ)(金剛杵)

バジュラ(ドルジェ)(金剛杵)

一般的には「五鈷杵」をさしますが、これは無知なものをすべて仏の知恵に変質させてしまうものであり、それ自体が不滅の物です。

神々のレベルにおいてはインドゥラの象徴であり、方便を表す男性原理を示しています。チベットでは「ドルジェ」と呼ばれています。様々な困難を乗り越えるためのパワーを秘めています。主に瞑想に使います。
禅定印に結んだ右手の上にバジュラを置きます。できるだけゆっくりと腹式呼吸を行い瞑想します。

 

●ガンター(金剛鈴)

ガンター(金剛鈴)

知恵をあらわす女性原理を示しています。

「知恵と方便」のシンボルであるガンターとバジュラは儀式の中では常に組み合わせて使います。

その波動音は意識を浄化しネガティブな考えを拭い去り、ポジティブな未来を約束すると言われています。

 

●プルパ(金剛鍬)

プルパ(金剛鍬)

元々は結界を張るときに使う、一切の魔を打ち滅ぼす法具ですが、本当の姿はバジュラサットバ(金剛薩埵)、マンジュシュリー(文殊菩薩)、アヴァローキテーシュヴァラ(観音菩薩)のぶん音の忿怒の結晶であり、仏の「神通力・智慧・慈悲」すべてを兼ね備えた守護神なのです。

気のつまりをレーザー光線のように一点に集中して取り除きます。